『人生の勝算』前田裕二 幻冬舎 ~人生のコンパスを持つ~
はじめまして。
普段はamebaのほうで、大学受験、高校受験生のために受験応援記事を書いています。
【現役慶大生tが大学受験期にやらかした数々を赤裸々に綴るブログ】
が、僕は普段からいろんな本を読み漁るので、このブログでは、僕が21年間今まで読んだ本の中で面白かったもの、オススメしたいものを一日一冊くらいのペースで紹介していこうと思います。
よろしくおねがいします!
ではまず一冊目です。
【人生の勝算】前田裕二 幻冬舎
概要
今、最も注目される若き起業家が生きていくための路上ライブで身につけた人生とビジネスの本質をすべて明かす―。
SNS時代を生き抜く為に必要な〝コミュニティ〟とは何か。
SNSの次の潮流である、ライブ配信サービスの最前線はどこか。
アーティスト、アイドル、モデルなどの配信が無料で視聴・応援できる。そして、誰でも配信者になれる。画期的な仮想ライブ空間の「SHOWROOM」を創り出した前田裕二の全思考。
オススメしたい人
就職活動で方向性が定まらなかったり悩んでいる人
社内ベンチャーでヒントを得たい人
何かの目標に向かって精進している人
内容・感想
ただ単にビジネスのノウハウを凝縮したビジネス書ではなくて、前田さんのこれまでの経緯をもとに、物語形式で、何かに向かって真っすぐ進む人の背中を押すような、生き方のモデルや成功のヒントがちりばめられています。
個人的に衝撃を受けた、または激しく共感を得たことを書きます。
この本を書こうと思ったのは、今、不幸や苦境に直面していたり、自分から見える景色が真っ暗だ、という人に、ほんの少しでも頑張る勇気を持ってもらいたかったらです。…この本を通じて伝いたいことは、大きく三つです。絆の大切さ、努力の大切さ、そして、人生という壮大な航海において「コンパス」を持つことの大切さ、です。
僕は、いや僕ら大学生はとくに、大学に入ってしまってからは、特に何か目的、つまり方向性としての「コンパス」を持たずに生きてきて、
なんとなく飲み会したり、女の子と遊んだり、出席だけの授業にでて教室で寝たり…
と、とくに将来の自分に対しての方向性がない生活を送りがちな時に、
この本で「コンパス」という概念を学びました。
僕も最近は勉強面で悩み、進路を考えるにあたって、
なにも方向性としての「コンパス」を持っていなかったな…と思い、ハッとしました。
でも、たぶん、僕だけじゃない気もします。
何事もなく、普通に就活して、就職して。週5で働き、結婚し…
私たちの多くは、何も考えずに、いつの間にか平凡という世界観に丸め込まれて、主体性を失っているのではないか…
この本を読み返すたびに考え直せるし、
「コンパス」をもって、圧倒的な努力をする、という前田さんの
生き方のモデルを、
真っすぐ取り込むことはしなくても、
今のこの中途半端な境遇に擦り合わせて、参考にさせていただこうと思いました。
以上です。
これからも、初心者ですがよろしくお願いします。